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事務所情報・登録番号はホームページのどこに載せる?相談者が確かめたい基本情報

公開 2026年10月23日 約5分で読めます

初めて士業の事務所に相談しようとする方は、ホームページを見ながら「この事務所は本当に資格者がいるのだろうか」「どこにあるのだろうか」と確かめています。ところが、事務所概要のページに資格者の名前がなかったり、移転前の住所が残っていたりすることがあります。この記事では、相談者の方が確かめたい基本情報をどこにどう載せるとよいか、そして事務所の変化に合わせた見直しの仕方をお伝えします。何を表示する必要があるかは所属会の決まりによって違うため、詳しくは所属会にご確認ください。

相談者の方は「本当の事務所か」を確かめている

インターネットで事務所を探す方は、いくつかの事務所のホームページを見比べています。そのとき、デザインや料金だけでなく、「資格者がきちんといる事務所か」「実際にどこにあるのか」を確かめています。士業の名前をかたった怪しい業者の話を聞いたことがある方ほど、こうした点に慎重になります。

資格者の氏名、登録番号、所属する会、事務所の所在地や電話番号は、相談者の方にとって事務所を信頼するための手がかりです。これらが分かりやすく載っているだけで、「ここなら相談してみよう」という気持ちを後押しできます。

相談者が確かめたい事務所の基本情報として、資格者の氏名と登録番号、所属する会、事務所の所在地と地図、電話番号と受付時間の4つを並べ、事務所概要のページにまとめ全ページの下からも辿れるようにすることを示した図
基本情報は事務所概要にまとめ、どのページからも辿れるように

載せておきたい基本情報と置き場所

基本情報は、「事務所概要」や「事務所案内」のページにまとめて載せ、どのページの一番下からもそこへ辿れるようにしておくのが分かりやすい形です。次の表を目安に、今のホームページに載っているかを確かめてみてください。

基本情報置き場所の例見直しのきっかけ
事務所の名前全ページの上部・下部、事務所概要名称の変更、法人化
資格者の氏名事務所概要、所員紹介資格者の入所・退所
登録番号・所属会事務所概要、所員紹介登録の変更、所属会の変更
所在地・地図事務所概要、アクセス移転、部屋番号の変更
電話番号・受付時間全ページの上部・下部番号の変更、受付時間の変更
代表者事務所概要代表者の交代、承継

何を表示する必要があるかは所属会に

事務所の表示や広告に関して、所属する会が決まりを設けていることがあります。登録番号の表示の扱いなど、表示する必要がある項目は資格や所属会によって違うため、詳しくは所属会にご確認ください。

電話番号や受付時間は、全ページの上部か下部に置いておくと、どのページから読み始めた方にも見つけてもらえます。スマートフォンで見たときに番号を押すとそのまま電話がかかるようにしておくと、相談の入口として働きます。受付時間を繁忙期だけ変える場合は、その案内も近くに置いておきましょう。

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所員紹介のページで気をつけたいこと

所員紹介のページは、事務所の雰囲気を伝える大切なページです。顔写真や経歴、得意な業務を載せている事務所も多いと思います。ただし、所員紹介は、事務所の基本情報の中でも特に古くなりやすいページです。

  • 退職した方が載ったままになっていないか:相談者の方が名前を指名して問い合わせることがあります
  • 資格者と資格者でない所員の区別が分かるか:相談者の方が誤解しない書き方にします
  • 顔写真の掲載に本人の同意があるか:退職後の扱いも含めて決めておきます
  • 経歴や得意分野の表現が誤解を生まないか:広告の決まりとの関わりも確かめます

資格者と資格者でない所員の区別は、相談者の方にとって大切な情報です。肩書きをはっきり書き分けておくと、誤解を防げます。表現の考え方は士業のホームページと広告の決まりでも触れています。

所員紹介を載せるかどうか迷う場合は、資格者だけを紹介し、所員は「事務スタッフ〇名」のように人数だけを書く形もあります。個々の所員の写真や名前を出さなくても、事務所の体制は伝えられます。

事務所が変わったときの見直しの手順

移転、資格者の入れ替わり、法人化、承継など、事務所の基本情報が変わる出来事は意外と多いものです。そのたびに、ホームページのどこを直せばよいかを手順にしておくと、直し漏れが減ります。

  1. 変わる情報を書き出す所在地、電話番号、資格者の氏名、代表者など、変わる情報をすべて書き出します。
  2. 載っている場所を探す事務所概要だけでなく、全ページの上部・下部、アクセスのページ、プライバシーポリシー、PDFの申込書なども確かめます。
  3. 外の情報もあわせて直す地図サービスの事務所情報、所属会の名簿、名刺や封筒も、同じ時期に差し替えます。
  4. 変更のお知らせを載せる移転や電話番号の変更は、しばらくの間お知らせとして載せ、顧問先にも個別にご案内します。
  5. 直したあとに一通り確かめるスマートフォンから電話番号を押してつながるか、地図が新しい場所を指しているかを確かめます。

プライバシーポリシーの事業者情報や問い合わせ窓口も、基本情報が変わったときに直し漏れやすい場所です。見直し方は事務所のプライバシーポリシーに書くことをご覧ください。事務所の承継や代表者の交代のときは、ホームページの名義そのものも確かめておくと安心です。

移転の場合は、ホームページの外にある情報の直し漏れにも気をつけたいところです。地図サービスに古い住所が残っていると、相談者の方が古い場所に向かってしまうことがあります。事務所の名前で検索したときに表示される情報も、あわせて確かめておくと安心です。

基本情報が正しいことと、ホームページが安全なこと

基本情報がきちんと載っていても、ホームページそのものが古い仕組みのままだと、相談者の方の信頼を損ねることがあります。アドレス欄に「保護されていない通信」と表示されたり、検索結果に注意の表示が出たりすると、どれだけ丁寧に事務所情報を載せていても、相談をためらわせてしまいます。

HPドクターでは、無料の自動診断で、アドレス欄の鍵マークやニュースになった弱点への当てはまりなどを確かめられます。続けて見守るなら、AIみまもり+AIチャット(月額1,500円・14日間無料)が週3回サイトを診断し、変化があったときだけお知らせします。基本情報の見直しの進め方をAIに相談することもできます。

今の制作会社との契約はそのままでかまいません。人に相談したい場合は、助言プラン(月額20,000円・50,000円、税別、作業は別途お見積もり)もご用意しています。

基本情報を見直したら、直した日をどこかに記録しておくと、次に何かが変わったときに役立ちます。

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よくあるご質問

登録番号は載せないといけませんか?

表示の扱いは資格や所属会の決まりによって違います。載せることで相談者の方が事務所を確かめやすくなる面もあります。必要かどうかは所属会にご確認ください。

所員の顔写真を載せたいのですが、注意点はありますか?

本人の同意を得てから載せ、退職したときにどうするかもあらかじめ決めておくと安心です。退職後も写真が残っていると、相談者の方の誤解につながることがあります。

移転したとき、古い住所のページはどうすればよいですか?

古い住所が載っているページはすべて新しい住所に直し、しばらくの間は移転のお知らせを載せておきます。地図サービスや所属会の名簿など、ホームページの外の情報もあわせて直してください。

資格者でない所員も紹介してよいですか?

紹介すること自体は多くの事務所で行われています。資格者と資格者でない所員の肩書きをはっきり書き分け、相談者の方が誤解しないようにしておきましょう。

事務所概要のページがありません。作ったほうがよいですか?

相談者の方が基本情報をまとめて確かめられるページがあると安心につながります。新しく作る場合は、全ページの一番下から辿れるようにしておくと見つけてもらいやすくなります。

この記事は、税理士・社労士・行政書士事務所のホームページの見守りと相談を担当する「HPドクター」編集部がまとめました。